Modern Showcase Challenge Stupid Grishoal
— Atsushi Ito (@matsugan) February 29, 2020
R1 Amulet Titan WW
R2 Eldrazi Tron WLL
R3 Dredge WW
R4 Burn LWL
R5 Emry Breach LL
R6 Unknown WW
R7 Devoted Devastation WW
R8 Eldrazi Tron WW
R2G3はキープミスだった。他はやむなし。 pic.twitter.com/3dzB6pkkF7
■ 一回戦目 VS アミュレットタイタン
1ゲーム目後手、コンボパーツの片割れがないのでマリガン。
ワンマリガン後、1キルハンド。《桜族の斥候》の返しで勝ち。
2ゲーム目後手、《アロサウルス乗り》欠けだが《血清の幻視》で探せるのでキープ。無事後手2ターン目に引けて、一方相手は《桜族の斥候》から《シミックの成長室》置いたばかりで《森》しか立ってなくて勝ち。
■ 二回戦目 VS エルドラージトロン
1ゲーム目後手、コンボパーツの片割れがないのでマリガン。
ワンマリガン後、キープして《滋養の群れ》戻し。《虚空の杯》X=0で置かれて《難題の予見者》出されて殴られるが、《アロサウルス乗り》を素でトップして勝ち。
2ゲーム目後手、土地引けば勝ちだがギャンブルはマリガン後でいいのでマリガン。
マリガン後、これも土地ドロー条件だがさっきと変わらないのでマリガン。
ダブルマリガン後、《新生化》縛りになってしまったが仕方なくキープ。引けずに負け。
3ゲーム目先手、ほぼ《墓掘りの檻》を置かれると睨んでキープ。が、これが今回の最大の敗着。3本目先手で相手がカウンターデッキではない場合、1キルの可能性があるので普通にダブマリまで追いかけた方が良かった。実際は《墓掘りの檻》、《虚空の杯》と置かれた上で《歪める嘆き》を構えられて負けたが、1キルなら勝てた。要反省。
■ 三回戦目 VS 発掘
1ゲーム目後手、全部揃ってるのでキープ。相手が《山》《叫び角笛》と置いて発掘だとわかったので無理に1ターン目に始動せず、セットランド権を温存した2ターン目始動で勝ち。
2ゲーム目後手、《グリセルブランド》があるのでマリガン。
ワンマリガン後、《アロサウルス乗り》を探せばいいだけ (厳密には緑のカードも必要だが) なのでキープ。普通に引けて後手2キル。
■ 四回戦目 VS バーン
1ゲーム目後手、キープ。3ターン目に《グリセルブランド》立てたら《稲妻》3枚で焼かれてしまい、そこから《アロサウルス乗り》ビートプランに切り替えるが、ギリギリで火力をトップされてしまい負け。
2ゲーム目先手、パーツが足りなすぎるのでマリガン。
ワンマリガン後、コンボパーツの片割れがないのでマリガン。
ダブルマリガン後、キープして《召喚士の契約》と《研究室の偏執狂》戻し。《血清の幻視》で《新生化》見つけて2キル。
3ゲーム目後手、何もないのでマリガン。
ワンマリガン後、土地ドロー条件なのでキープして《猿人の指導霊》戻し。が、土地を引けずに《グリセルブランド》を引いてしまって負け。まあこれは覚悟の上なのでやむなし。
■ 五回戦目 VS エムリーブリーチ
1ゲーム目後手、《グリセルブランド》があるのでマリガン。
ワンマリガン後、コンボパーツなさすぎなのでマリガン。
ダブルマリガン後、後手で《新生化》チャンスがあるのでキープ。引けずに負け。
2ゲーム目先手、土地なさすぎなのでマリガン。
ワンマリガン後、全く一緒なのでマリガン。
ダブルマリガン後、《新生化》にワンチャンス見えるので《召喚士の契約》《否定の契約》戻し。《魔力変》→《魔力変》→《秋の際》サイクリングの3ドローで引けず、後引きで揃えるもその頃には《霊気の疾風》構えられてて負け。やむなし。
■ 六回戦目 VS ?
1ゲーム目先手、カードなさすぎなのでマリガン。
ワンマリガン後、コンボパーツなさすぎなのでマリガン。
ダブルマリガン後、1キルハンド。《否定の力》されずに勝利。
2ゲーム目後手、受け入れ広いのでキープ。相手のデッキがわからないので例によって《否定の力》と《造反者の解放》を3枚ずつサイドインしている。《滋養の群れ》→《野生の朗詠者》と引いて後手2キル。結局相手のカードは《山》《沸騰する小湖》《稲妻》しか見てないのでデッキがわからず。
■ 七回戦目 VS ドルイドコンボ
1ゲーム目先手、他は全部あるのに《グリセルブランド》を引いてしまっているのでマリガン。
ワンマリガン後、《むかしむかし》が土地になれば勝ちなのでキープして《通りの悪霊》戻し (自分のことだけ考えるなら《異界の進化》の方がいい説もあるが、手札破壊が飛んでくる可能性も考慮するとこっちの方が良さげ)。《ルーンの与え手》の返しで《むかしむかし》が《猿人の指導霊》になって先手2キル。
2ゲーム目後手、ノーランドノーコンボでマリガン。
リスク高いのでマリガン。
ダブルマリガン後、キープして《土着のワーム》と《滋養の群れ》戻し。相手が先手2ターン目に《イーオスのレインジャー長》を出すが、能力を起動しなかったので後手2ターン目に《グリセルブランド》が降臨し、そのターンには決めきれないものの除去されなくて勝ち。
■ 八回戦目 VS エルドラージトロン
1ゲーム目後手、コンボパーツの片割れがないのでマリガン。
ワンマリガン後、1キルハンド。《秋の際》を戻して、相手はセット《ウルザの魔力炉》だったので無理に《召喚士の契約》打たずに掘れるだけ掘ってターン返して、2ターン目のアタックで8点ゲインから再度始動して勝ち。
2ゲーム目後手、相手7枚キープだが《墓掘りの檻》以外勝ちなのでキープ。《虚空の杯》X=0で置かれるも関係なく勝ち。
二回戦目の3ゲーム目以外は正着の判断ができたと思う。ネオブランドはどこまで1キルを狙うか、マリガン後に何を戻すか、後手だったらどうか、サイド後だったらどうか、といった微妙な価値判断の修正が適宜求められるデッキで、「マリガンすべき手札をキープしてしまう」というのはその中でもポピュラーな負け方の一つである。平常心を保ち、弱いハンドを肯定する材料を無理に探さずに思いきってマリガンすることが、このデッキにおいては勝率を上げる秘訣となるのである。
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Today's Tune
花譜「忘れてしまえ」