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なんかゴミです。

【だら草034】日刊相棒モダンその1 ~オボシュエルドラージ~

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 ネオブランドで出場したShowcase Qualifierは惨敗に終わり、PTQも抜けたのでひとまずマジック的目標はなくなった。

 そんなわけであまりに暇すぎたので、今週は日刊でモダンにおいてあまりやり込まれていない「相棒」を使った新デッキ作りに挑戦していこうと思う (ちなみに新デッキとはいっても、昔のアーキタイプを現代風にアップデートしたようなものがほとんどだろうから、完全なる新規コンセプトに限定するわけではない)。

 さて、そんなわけで第一回目は《獲物貫き、オボシュ》を相棒にした赤緑エルドラージである。

 奇数縛りという構築制限は《難題の予見者》を排除するため、エルドラージとの相性は良くないようにも思えるが、逆に言えばそもそもエルドラージという体裁を維持しながら採用できそうな相棒は《獲物貫き、オボシュ》くらいなのである。

 そういうわけで無理矢理《獲物貫き、オボシュ》を入れてみたわけだが、《獲物貫き、オボシュ》の良いところはなんといっても《猿人の指導霊》や《通りの悪霊》と共存できる点にある。

 最強の相棒である《夢の巣のルールス》はこれらのモダンを代表するチートカードを搭載できないので、コンセプト的に無理がきかないことが多い。その分《獲物貫き、オボシュ》は《ミシュラのガラクタ》を採用できないが、エルドラージのように《ミシュラのガラクタ》を採用する余地が (フェッチを入れないので) もともとないようなデッキならば関係がない。

 《エルドラージの寸借者》は5マナ域としてもカウントできる3マナ域であり、《獲物貫き、オボシュ》の次のターンに押し込みで使うにはもってこいである。

 とはいえ、エルドラージというデッキは普通《難題の予見者》や《虚空の杯》を使いたくて握るものなので、それらの使えないデッキにどこまでの価値があるのかは疑問だが、《エルドラージの寺院》というカードは歪なマナカーブを矯正できるカードなので、4ターン目の《現実を砕くもの》から5ターン目の《獲物貫き、オボシュ》につながるラインは意外と使い道があるかもしれない。《血清の粉末》も採用できるので、無色エルドラージベースの赤単エルドラージからの派生にしてみても面白そうだ。

 

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 Today's Tune

 花譜「愛の才能」

https://www.youtube.com/watch?v=Koz-8KthqRo