だらだらブログ

なんかゴミです。

【だら草035】日刊相棒モダンその2 ~オボシュエルドラージ2~

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 「奇数」という縛りは実によくできていると思う。本来他のカードが埋めるべきスロットを、少し劣るポテンシャルのカードが埋めることになる。しかしその普段使われないカードが、意外にも新たな可能性を示してくれることもあるからだ。

 というわけで、昨日の続きである。無色エルドラージの強みは《血清の粉末》を使えることだ。そして《血清の粉末》は普通に引いたときに無駄カードとなってしまうのが弱点だったが、《獲物貫き、オボシュ》を使ったデッキでは3→5のジャンプアップを可能にするカードは重宝されるので、結果として普通のデッキ以上に噛み合ったカードとなった。

 《虚空の杯》が使えない点は《三なる宝球》でカバーしている。《エルドラージの寺院》があるので3マナスタートの構成となるエルドラージにはもともと相性の良いカードだ。

 後詰となるような重いフィニッシャーが《現実を砕くもの》以外に見当たらないのが難点なので、《解放された者、カーン》あたりに出張ってもらうのもありかもしれない。しかしそうなるとさすがにトロンも入れたくなるが、そうなると《獲物貫き、オボシュ》との共存は不可能……うーむ、どうやらこのあたりがこのコンセプトの限界のようだ。

 

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 Today's Tune

 BUMP OF CHICKEN「メロディーフラッグ」

https://www.youtube.com/watch?v=3GbOhQeki20