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【だら草047】モダンとパイオニアの禁止改定予想

 

 週明けにモダンとパイオニアで禁止改定が行われるようだ (他のフォーマットは触っていないので割愛)。ここでは禁止・解禁の予想をしていこうと思う (あくまで個人の予想にすぎず、何らの担保をするものでもない)。

■ モダン

 まずはモダンについて。環境は氷雪系コントロールがトップメタで、バント・スゥルタイ・ティムール・4Cにウーロザまで合わせるとシェアは20%近いかもしれない。その意味で、アーカムの天測儀》は禁止のやり玉に挙がってもおかしくないところではある。

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 だが一方で、勝率としてはおそらくそこまで圧倒的に高いわけでもなく、アーキタイプの多様性は十分に担保されている。コンボがのさばるよりは遥かに健全な環境と言えるだろう。よって、禁止の必要性はかなり低いものと言わざるをえない。

 むしろコントロールがトップメタということは環境にある程度のバグカード耐性が備わっているということでもあり、カードの解禁には最も適したタイミングと言える。

 さてそうなると何らかのカードの解禁があることになるが、これについては前回の禁止改定の際に現状の禁止カードの大雑把なランク分類を行っており、その後ランクAに《むかしむかし》が加わった以外は特に変更の必要性を感じない。

 よって最も可能性が高いのは《梅澤の十手》の解除で、次いで《超起源》の解除が予想される。

 ちなみに第3の解禁候補としては《定業》が挙げられる。既に《血清の幻視》《手練》《選択》と使える環境なので、解禁しても「コンボが揃う精度が上がる」か「16枚積める」以外に危険性が増すことはない。そしてこの中で最も精度が高い《血清の幻視》を採用したコンボでメタゲームにいるのはストームとアドグレイスくらい (あと一応ネオブランドもだが) で、それらが《定業》によって多少強化されるとしても手が付けられないレベルになるとは考えづらいので、解除の可能性は十分にあるものと思われる。

■ パイオニア

 パイオニアについては、相棒ルール改定後のチャレンジ4週分の結果を見る限り、青黒インバーターが安定した勝率を保っておりメタゲームの回転を阻害している感はやはり否めない。

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 強すぎるコンボコントロールは環境を歪める。《真実を覆すもの》はモダンで《欠片の双子》が禁止されているのと同じ理由で禁止になるだろう。

 そしてインバーターが禁止によって環境から消滅した場合、現状では支配的とまでは言えないものの、それでも最も特異なポジションを持つことには違いないロータスストームが環境を歪める可能性が高い。もともとほとんどのデッキにとってはサイドボードの《減衰球》以外で対策のしようがないデッキということもあり、この機会に《睡蓮の原野》も合わせて禁止した方がメタゲームのより円滑な回転が期待できる。

 なお、インバーターロータス、喧嘩両成敗のために《時を越えた探索》を封じるという手もあるが、《宝船の巡航》に置き換わるだけに終わる可能性もあり、既にチャレンジやプレリミナリーが人数不足で立たなくなってきている現状を鑑みるに、メタゲームのダイナミックな変革を望むならばさっさと両アーキタイプに退場してもらった方が話が早いと思われる。

 

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 Today's Tune

 美波「アメヲマツ、」

https://www.youtube.com/watch?v=766qmHTc2ro