だらだらブログ

なんかゴミです。

【オタステ】オタクステーション(2020年12月分)

 

 Limited Showcase Qualifier3没はかなり応えた。年明けのOpenでリベンジしたいなー。

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 アニメの話。

◎「呪術廻戦」
 安定。ただ「懐玉」からが面白いところだけどさすがにそこまではいかないな。

◎「魔法科高校の劣等生 来訪者編」
 はいはいお兄様お兄様(先月と一緒)。

◎「安達としまむら
 素晴らしい百合アニメでした。それ以上言うことはないな。

◎「神様になった日」
 ようやく面白くなるかなと思われた10話の展開が期待したほどではなかったので11話以降見てない。

 2020年のアニメ総括としては、とにかく「id:INVADED イド:インヴェイデッド」一強だった。これだけ5年に1本クラスのアニメで、他は全く見る必要がなかった。こういうのを見るためにアニメを見てると思えば報われた気持ちになれる。

 ちなみに2021年冬アニメに関しては、「ゆるキャン」「リゼロ」のような安定の続きもの以外ではガチで見たいものがない。そもそも女性向けが多すぎるし、「弱キャラ友崎くん」は原作そこそこ面白かったけどアニメはクオリティ微妙そう。「蜘蛛ですが何か?」は原作の序盤で脱落したし。「ワンダーエッグ・プライオリティ」だけ1話くらい見ようかな?という程度。

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 音楽の話。

 今月も音楽的には不作だった。


蒼のワルツ / Eve


あの娘シークレット / Eve

 2020年の音楽総括としては「ずっと真夜中でいいのに。」「Eve」「Sawano Hiroyuki」しかほとんど聞いていないと言っていい。月によっては「さユり」「米津玄師」「BUMP OF CHICKEN」ばっか集中的に聞いてたりもしたけど。ベストソングは以下の5つかな。


ねじこ / さユり


お勉強しといてよ / ずっと真夜中でいいのに。


BELONG / SawanoHiroyuki[nZk]:Yosh


ANIMA / ReoNa


アカシア / BUMP OF CHICKEN

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 読書の話。

 7点 陸秋槎「文学少女対数学少女」(ハヤカワ・ミステリ文庫)
「雪が白いとき、かつそのときにかぎり」の作者が書く連作短編。百合好きかつミステリ好きにはたまらないモチーフとテーマ。公理系を導入して推理するっていう形は古野まほろもそうだが、書くの超大変だと思う。その割に絶対理解されないから労力に見合ってない気がするけど、間違いなくネクストレベル。ただ読み味が優れているというわけでは決してないので、こういうテーマが好きかどうかという点で人は選びそう。

 9点 月村了衛「機龍警察 -暗黒市場-(上)(下)」(ハヤカワ文庫)
ノワール」の月村了衛が描くミリタリー×ロボアクションの大人気シリーズ「機龍警察」の3作目。単行本は大分前に出てたけど文庫化したら読もうと思って忘れていて、電子書籍の時代になったからもう文庫化を待つ意味もないのだが、ちょうど今月文庫化したので読んだ。いやこれは最高傑作だわ。常に緊張感たっぷりの描写、上巻の回想から下巻のアクションパートまで伏線をきっちり回収しきる構成、どれをとっても超一流。久しぶりにめっちゃ面白い小説が読めたなー。ちなみに過去のオタステを確認したわけではないけど、記憶をたどる限り「機龍警察」は1作目が7点、2作目が8点くらいの面白さだった気がする。

 6点 石田リンネ「十三歳の誕生日、皇后になりました。」(ビーズログ文庫
TwitterのTLで勧められてたから読んでみたやつ。よくあるファンタジー中国×王宮×日常ミステリもの。ロリ主人公が可愛い。まあそれだけ。

 8点 月村了衛「機龍警察 -未亡旅団-」(ハヤカワ文庫)
「機龍警察」の4作目。姿、ライザ、ユーリとそれぞれの龍機兵搭乗者にピックアップしたこれまでと異なり、今回は特捜のメンバーである由起谷と城木に焦点が当たる。テーマはチェチェンとテロ。難しいテーマであることは参考文献の量からも察せられるし、途中までは緊張感あふれる展開がかなり楽しめた。ただ終盤の戦いと話全体の決着の仕方はさすがに↑の暗黒市場には及ばなかったな。

 7点 月村了衛「機龍警察 -火宅-」(ハヤカワ文庫)
「機龍警察」シリーズの短編集。このシリーズの白眉はシナリオを通じて敵の正体や目的が徐々に明らかになっていく緊張感と、登場人物たちの主義思想や過去のトラウマが戦闘シーンに綺麗に織り交ぜられカタルシスに発展する爽快感にある。なので短編集という形式ではその長所が発揮されず、ありがちな警察ものとそこまで変わらないかなという印象。まあここまでシリーズを追っていればそれでも満足度は十分だが。

 6冊。今月は「機龍警察」のおかげで小説的には充実していた。

1月 14冊
2月 16冊
3月 1冊
4月 2冊
5月 1冊
6月 4冊
7月 3冊
8月 3冊
9月 2冊
10月 4冊
11月 2冊
12月 6冊

 58冊。年の始めあたりはハイペースだったが、移動がなくなったのとマンガの方がスマホで読むのに適していることに気づいてしまったことで、かなりの時間をマンガに取られた1年だった。

2011年 101冊
2012年 104冊
2013年 71冊
2014年 52冊
2015年 64冊
2016年 68冊
2017年 56冊
2018年 31冊
2019年 58冊
2020年 58冊

 まあ50冊読んでればいいでしょう。今年のベストリードは「ゲームの王国」「りゅうおうのおしごと!12」「機龍警察 -暗黒市場-」の3つ。2021年もあまりマンガに侵食されないようにしつつ、50冊くらいで年に3冊程度の9点が見つかればいいな。

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 その他。

 最近はいい加減Vtuberにも飽きたので「Among Us」と「マーダーミステリーJ」のプレイ動画を見てる。

 7月末時点で80kgあった体重に危機感を覚えて始めたダイエットは、とりあえず70kgまで来た。ただし食事制限と代わりに酒ばっか飲んでるのであまり健康的な痩せ方ではない。

 マンガはKindleで無限に買いまくって、面白いものをたくさん読んだ。「雑誌で読みたい!」と思えるほどのはなかったから基本的に単行本でしか読まないし微妙なのもいっぱい読んだけど、「呪術廻戦」「チェンソーマン」など鉄板モノに出会えたので総合的には読んでよかった寄り。ただ話題になったもので好みのジャンルのは大体読んだので、今後の新規開拓は確率低そうだなとも思う。

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 というわけで今年もお世話になりました。2021年はそろそろ生放送でもするか……。

 

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 Today's Tune

 Eve「蒼のワルツ」

https://www.youtube.com/watch?v=pyDCubgU57g