だらだらブログ

なんかゴミです。

【オタステ】オタクステーション(2022年4月分)

 

 やっぱ2022年中の放送は実現しない気がしてきたわ……。

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 アニメの話。

◎「サマータイムレンダ」
 原作読んでるので見る必要ないけどまあ一応。TVerの見逃し配信でしか見れないから途中で切りそうだけど。OP曲が好き。アニメも普通に出来は良い。

 今期マジで見るものないな。あとちょっと良さそうかもとか思ってもディズニープラスとかWOWOW限定とかだったりして見れなかったりすることが増えた。面倒だから全部アマプラに入れてくれ。

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 音楽の話。

 音楽的には割と不作。マカロニえんぴつは収穫だったが、「星が泳ぐ」以外には気に入った曲は見つかってないし。


星が泳ぐ / マカロニえんぴつ


Scratch (with 稲葉浩志) / TK from 凛として時雨

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 読書の話。

8点 冲方丁「マルドゥック・アノニマス7」(ハヤカワ文庫JA
いやー、面白い。そんなに大きな戦闘はない巻なんだけど、話が一気に動き出した感のある展開だった。マルドゥックシリーズといえばカジノのシーンが有名だけど、今回は緊張感のある法廷シーンがあったりして、今後この展開が続くなら同様の名シーンが生まれそう。まだまだ先のことにはなりそうだけど、はたしてハンターとはどういった決着を迎えるのか、私気になります。

6点 竹町「スパイ教室01 花園のリリィ」(富士見ファンタジア文庫
スパイもので人気らしいから読んでみたらめっちゃサクっと読めるものすごいラノベっぽいラノベだった。印象的なセリフを繰り返し使用する手法は上手いがまあ続きは読まなくていいかな。

9点 白鳥士郎りゅうおうのおしごと!16」(GA文庫
いやー、ちょっとこのラノベすごすぎるな。あまりにも熱い。巻ごとに当たりはずれはあったりするけど、今回は間違いなく当たりだった。サブキャラの扱いが上手いんだよな。そして今回は引きもすごい。藤井聡太が更新し続ける現実をさらに塗り替える形で終わった。現実とフィクションが競い合う感じが良いね。

7点 宮内悠介「かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖」(幻冬舎単行本)
明治の詩人たちがいわゆる蜘蛛の会形式で謎を推理しあう連作短編。登場人物や時代背景は実在の資料に基づいており、よく調べたなと感心。最後少し宮内らしいSF要素もありつつ、基本的には古典に忠実なオマージュといった感じだった。

8点 森博嗣「リアルの私はどこにいる?」(講談社タイガ
もう半ば森博嗣の宗教小説というか哲学小説となったこのシリーズだけど、今回は示唆に富んでいて面白かった。つまり、真賀田四季による人類補完計画ってことね。

8点 劉慈欣「三体Ⅲ 死神永生 上」(早川書房単行本)
これなー、めちゃくちゃ面白いんだけど面白い部分が全体の50%過ぎた後半あたりから急に来るから前半すごい退屈なんだよな。そのせいで読むのに半年くらいかかった気がする。ⅠもⅡもそんな感じだった気がするのでそういう構成が好きなんだろうけど微妙に人に勧めづらさあってもったいない。まあそもそもまだ下巻を読んでないんだけど。

8点 デイヴィッド・ウォルトン(押野慎吾訳)「天才感染症」(竹書房文庫)
女の子のおすすめ。南米で拡大した真菌が人類の敵となって世界の危機が訪れる、主人公の暗号学者がそれを突き止めるが……的な話。うろ覚えだけど昔読んだ「ジェノサイド」とかに近い構図だなと思った。終盤までかなり面白かったけどラストがあっさりすぎたのがちょっと残念。

 7冊。今月は頑張って読んだ。

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  映画の話。

◎「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章」
今さら見たけどこういう感じか。これ第1章単体だと特別編とかOVAみたいな感じで映画館で見てたらちょっとがっかりしてそうだったから後から見て良かったかもな。クオリティが低いとかじゃなくてスケールが映画レベルではなくて物足りない。第2章以降で話がどうなるか次第だが。

◎「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章」
なるほどねー。途中でそうなんだろうなーっていうのは感づいたけど、これはなかなか面白い展開。でもこれなら第1章と第2章合わせて1本にして欲しかったな。まあ1時間くらいの方が現代の映画体験としては良いと思ってる派閥なのでそうなると2時間になっちゃうのは複雑だけど。

◎「ジョゼと虎と魚たち(アニメ版)」
一切の内臓とか骨を取って綺麗にお出しされたコンビニのサバみたいな。嫌いじゃないし手軽にピュアでエモだなとは思うけど、たぶん原作とか実写映画の良さはそこではないんだろうなと一抹の寂しさをどうしても感じてしまうという、そんな映画。

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 ライブの話。

 さいたまスーパーアリーナで開催されたずとまよ(ずっと真夜中でいいのに。)のライブに行ってきた。曲は大体超好きなのでそれを生で聞けるという時点で無限に上方補正が入るのだが、それを差し引いても純粋な体験としては下の上くらいの評価だった。以下その理由を箇条書き。

・音のバランスがかなり悪かった気がする
ベースかバンマスの部分だかわからないけど、低音が響きすぎてちょっと不快寄りだった。ただこれは後述のマスクが原因の可能性もある。

・マスクを着けてのライブであることによる呼吸の不自由感
興奮したら息切れするし、それを見越してはしゃげないみたいな。正直音に集中できないので体験として70%減くらいしてる気がする。

・ボーカルの顔が見れないことによる没入感の減少
YouTube系アーティストだから仕方ないけど、坂本真綾水樹奈々UVERworldとかのライブに行った経験と比べると、パフォーマーが楽しんでることがちゃんと伝わらないとノリきれない部分はやっぱりあるよね。

 これらの経験を踏まえると、マスク外してもよくなるまでは正直ライブそのものに行かなくていいかなという感じ。

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 ゲームの話。

 ◎「白昼夢の青写真」(Laplacian)
さくらくのオススメのビジュアルノベル(SF要素のあるギャルゲー)。小説、演劇、写真とクリエイターがテーマになっているのがまず琴線に触れるし、シナリオと雰囲気良すぎて夜中の3時に部屋の電気消して酒飲みながら読むのに最適なゲームすぎる。Case2まで終わったけど噛み締めながら独りで静かに泣いてた。あと声優の浅川悠さんがすごすぎる。それとたぶん意識してると思うけど、一章の中にもさらに区切りがいくつもあって現代人が毎日少しずつやるのにも向いてるゲームだなと思った。ネットでの評判もかなり良いっぽいので、5月はこれのクリアが目標になりそう。

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 「困難は分割せよ」の格言にしたがってタスクを分割したらちょっと動きやすくなった。この調子で新しいことを始められる隙間を少しずつ作っていこう。

 

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 Today's Tune

 マカロニえんぴつ「星が泳ぐ」

https://www.youtube.com/watch?v=ZlIdbht29kc