だらだらブログ

なんかゴミです。

【だら草031】ネオブランドのマッチアップ相性

 

 今回は『テーロス還魂記』以降、300マッチ強で蓄積したデータをお届けする。掲載は8マッチ以上対戦したアーキタイプのみ。ちなみに《むかしむかし》禁止前の対戦も含んでいるが、自分はもちろん多くのデッキのレシピはほぼ変わらないのでデータとしては依然有効だろう。

 

■ VSストーム 12勝3敗 80%(ゲーム26勝11敗)

 テンプレートは《差し戻し》が2~3枚しかなく、サイド後も《呪文貫き》が数枚追加されるかもしれないという程度。少し勝ちすぎな感もあるが、3本目が先手だとかなり2キルしやすく、後手でも相手は2ターン目にフルタップできないので手札が完璧でない限り4ターン目にしか始動できないことが多く、有利であることは変わらないため、いずれにせよかなりやりやすい相手と言えるだろう。

 

■ VS赤緑ストンピィ 11勝4敗 73.3%(ゲーム23勝16敗)

 現在MOでかなり流行っているデッキだが、干渉手段は《月の大魔術師》によるハメか《略奪》による土地破壊しかなく、1キルや2キルがフリーでしかもハメは《魔力変》でかわせるので、このデッキにとっては基本的にカモである。サイドの《墓掘りの檻》も1枚しかなく、どの道手札破壊もカウンターもないため《造反者の解放》を自然にフル搭載することになるので、うっかり7枚で引かれない限り基本的にはメインとほぼ変わらない対戦になる。

 

■ VSウルザコントロール 10勝5敗 66.7%(ゲーム22勝16敗)

 青緑型と青黒型が混ざっているが、最近はほとんど青緑型になった。手札破壊がない分、青緑型の方がやりやすい。メインは《金属の叱責》をかわせるかどうかだけで、サイド後は《否定の契約》さえ引けばほぼ突破できる。置き物は《真髄の針》が1枚程度で《墓掘りの檻》を採用していないので、《造反者の解放》をサイドインする必要は実はないというのがポイント。

 

■ VSアミュレットタイタン 12勝6敗 66.7%(ゲーム29勝15敗)

 メインはByeだが、サイド後は人によってカウンターや《墓掘りの檻》の有無が変わるので意外とやりづらい相手。《造反者の解放》をサイドインしていなかったら、2枚までマリガンされて土地《墓掘りの檻》でキープされた後、《アロサウルス乗り》がビートしきるより早く《精力の護符》→お帰り→《イリーシア木立のドライアド》→《ギャレンブリグ城》→《召喚士の契約》と引かれて死んだりもした。

 

■ VS発掘 13勝7敗 65%(ゲーム32勝16敗)

 メインはBye、サイド後は《思考囲い》を引かれるかどうかで引かれてもトップや《夏の帳》で乗り越えられるので総じて有利。

 

■ VSトロン 9勝5敗 64.3%(ゲーム21勝15敗)

 《むかしむかし》禁止後はあまり当たらないので古いデータが多いが、意外と負けている。有利すぎてぬるいキープをしてしまうことが多いのと、そんなに入ってない《墓掘りの檻》を置かれすぎていたというのが体感としてあった。しかしさすがに有利。

 

■ VSエルドラージトロン 13勝8敗 61.9%(ゲーム31勝19敗)

 《むかしむかし》禁止前は《歪める嘆き》が抜けていたが、禁止でスロットができたことで少し戻ってきているので、逆に禁止じゃない方が相性が良かったという。顔メタで《虚空の杯》をX=0で置かれたりするのがあれだが、それでも有利ではある。

 

■ VS5色人間 6勝4敗 60%(ゲーム14勝12敗)

 《翻弄する魔道士》で《アロサウルス乗り》指定で即負け、《帆凧の掠め盗り》もきついし《スレイベンの守護者、サリア》も大体負けとめっちゃ相性悪そうな印象だが、先手なら2キルまでフリー、後手でも逆に1キルだけ狙えばいいと、マリガン判断が明確になるので引ければ普通に勝てる。最近は《墓掘りの檻》も抜けてるので、裏目もほぼない。

 

■ VS赤単果敢 9勝7敗 56.2%(ゲーム20勝18敗)

 ライフプレッシャーが強いデッキは苦手な部類。赤単果敢はクリーチャーに当たる火力が少なく、《グリセルブランド》ゴーが通りやすいので、それでも微有利といったところ。サイド後も《墓掘りの檻》はほぼ入ってないので同様。

 

■ VSアドグレイス 5勝4敗 55.6%(ゲーム11勝12敗)

 《否定の契約》+《天使の嗜み》セットでカウンターしてくるので1枚は乗り越える必要がある。《思考囲い》《流刑への道》もサイドインされるので地味にやりづらい相手。

 

■ VSバーン 7勝8敗 46.7%(ゲーム20勝20敗)

 《大歓楽の幻霊》がきついのと、《頭蓋割り》やサイド後の《流刑への道》もあり、ほぼ五分の印象。《グリセルブランド》が捌かれた後に《アロサウルス乗り》で殴りきるなど、泥臭い勝ち方が結構ある。

 

■ VSトラバースシャドウ 5勝7敗 41.7%(ゲーム13勝15敗)

 序盤の《頑固な否認》は《猿人の指導霊》でかわせたりするので、意外と絶望的というほどではない。とはいえ、きついには違いないが。ちなみにグリクシスシャドウの方が少しきつい。

 

■ VSジャンド 6勝9敗 40%(ゲーム17勝21敗)

 明確にきついが、それでも絶望的というほどではない。かなりの確率で3本目が後手になってしまうので、そこでうまく《神聖の力線》を引き込めるかにすべてがかかっている。

 

■ VS赤黒スケレメンタル 3勝5敗 37.5%(ゲーム9勝11敗)

 バーンやジャンド相手には先手だと《神聖の力線》を入れないことにしているのだが、このマッチは先手でも入れた方がいいかもしれない。それくらい向こうが手札破壊に頼りきっている。ゲームの勝敗数を見ればわかるように、ジャンド同様絶望的というほどのマッチではない。

 

■ VSバントコントロール 2勝6敗 25%(ゲーム7勝13敗)

 環境で唯一絶望的なマッチアップ。メインはほぼ確負けで、サイド後1本はとれることが多いが、後手の3本目も拾えることは極端に少ない。このデッキに当たらないことがトーナメントで成功を収めるための前提条件と言えるだろう。

 

            ◇

 Today's Tune

 SawanoHiroyuki[nZk]:Yosh「BELONG/THE FIRST TAKE」

https://www.youtube.com/watch?v=DRDZcOmdGz0