だらだらブログ

なんかゴミです。

【オタステ】オタクステーション(2022年12月分)

 

 2022年も一瞬で終わったなー。

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 アニメの話。

◎「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
 安定だけどどっかで爆発的に面白くなって欲しくもある。キャラ的には全員理性的すぎてネジのぶっ飛んだ変態が足りないな。お母様がそのポジションかもしれないが。

◎「恋愛フロップス」
 俺が悪かったです。いや、確かにシナリオにどんでん返しはあったし丁寧に作ってあるとは思うけど、「キツいノリのラブコメ」っていう本質的なジャンルが変わらない限りそのどんでん返しに意味がないんだよな。これで視聴者が感動するって思われてるならちょっと安く見積もられ過ぎというか、結局脚本が破綻してるって言わざるをえない。あっち側はディストピア世界が広がってるとかの方が良かったのかも。

 「チェンソーマン」は2話で止まってるのでどこかで時間作って一気見します。2022年のアニメ総括としては……ぶっちゃけ見た方が良いレベルにまで達してたのはオリジナルだとリコリス・リコイル、原作付きだと鬼滅の刃 遊郭編86 -エイティシックス-くらいだった。年々なろう原作と腐女子向けが増えてきて、残った中から砂金を探すのも大変になってきた。

 次の2023年冬アニメに至っては、ガチで見たいアニメが一個もないです。仕方ないので3ヶ月の間は今まで見てなかった名作映画でも見ることにしよう。

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 音楽の話。

 音楽的には久しぶりに良曲がたくさんあった。


第ゼロ感 / 10-FEET


綺羅キラー (feat. Mori Calliope) / ずっと真夜中でいいのに。


ファイトソング / Eve

 2022年の音楽総括としては ベストソングは以下の5つ。なんかめっちゃ大衆に迎合してる人みたいになってるラインナップだけど、違うよ熱量ってすごいんだよそんでもって関わるプロジェクトが大きいとクリエイターの熱量も自然に上がるんだよって話ね。


ミックスナッツ / Official髭男dism


私は最強 / Ado


KICK BACK / 米津玄師


クラムボン / yuki

Light Years / 麻枝准 & やなぎなぎ

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 読書の話。

7点 高島雄哉「エンタングル:ガール」(創元SF文庫)
 今期アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のSF考証も担当しているらしい著者による、2006年放映のアニメ「ゼーガペイン」のスピンオフSF小説ゼーガペイン自体は設定が面白く音楽も神で、ただ持て余し気味のロボ要素と2クール作品特有のダレもあって佳作という評価にとどまったSFアニメだったけれども、今や大御所となった声優・花澤香菜の実質的なメインヒロインデビュー作としても有名で、本編と違いそんな彼女が担当した守凪了子の視点で描かれる本作は、とてもエモーショナルな雰囲気に満ちている。それはゼーガペインを見た人にしかわからない郷愁だけれども、確実に読んで良かったという感想を残すに足るものだったと思う。

8点 白鳥士郎りゅうおうのおしごと!17」(GA文庫
 今回も熱くて楽しかった。それにしても、もうこれSF小説じゃんね。八一もあいも天衣も登場人物たちが全員バケモノになってしまって、姉弟子がかわいそうでかわいい。

8点 入間人間安達としまむら11」(電撃文庫
 ひょっとして入間人間、至高のSF百合小説家か?と思えるくらいの絶妙な空気感。付き合ってるのにこれとか反則すぎる。色んな寄り道とかあって全編最高とかではないんだけど、瞬間最大風速が強すぎた。

 3冊。まあそんなもん。

1月 4冊
2月 0冊
3月 2冊
4月 7冊
5月 3冊
6月 4冊
7月 2冊
8月 1冊
9月 1冊
10月 4冊
11月 5冊
12月 3冊

 36冊。どんどんマンガとスマホゲーに負けていってる。MOもアリーナもほぼやってないのにこれだからな……

2011年 101冊
2012年 104冊
2013年 71冊
2014年 52冊
2015年 64冊
2016年 68冊
2017年 56冊
2018年 31冊
2019年 58冊
2020年 58冊
2021年 42冊
2022年 36冊

 今年のベストリードは「なめらかな世界と、その敵」「プロジェクト・ヘイル・メアリー」「三体Ⅲ」「りゅうおうのおしごと!16」あたり。どれもSF的想像力がすごくて良い刺激になった。あとマンガだけど「ムラサキ」「左ききのエレン」は全人類読んで欲しい。

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 映画の話。

◎「シン・ウルトラマン
 先月アマプラで配信されたので。なんというか、すごく原典の解釈が上手い映画だった。俺は別に庵野ウルトラマンへの思い入れは全くないんだけど、すごくリスペクトに満ちた映画であるということが伝わってくる。現代版ウルトラマンというテーマとして80点のものをお出しされた感じ(ウルトラマンに思い入れがないので個人的な映画評価としては60点くらいだが)。別にめっちゃ良い映画とかではないんだけど、ウルトラマンのファンなら納得せざるをえないだろうと思われるような、そういう佳作。

◎「THE FIRST SLAM DANK」
 最高の映画。すべてのスラムダンクファンは見るべき。それ以上言えることは何もない。俺たちが求めていたものがそこにある。何も聞かずに見に行け。

◎「劇場版 呪術廻戦0」
 ほどよい無でした。マンガで十分。映画館で見なくて良かった。

 2022年最高の映画は間違いなく「THE FIRST SLAM DANK」。「トップガン マーヴェリック」もいい線いってたけど俺たちの世代のトップガンをお出しされちゃあね。映画館であそこまで興奮した経験はなかなかないよ。アニメと小説のモチベーションが下がった分、来年からは映画にもアンテナを伸ばしていきたい。

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 ゲームの話。

 2022年は「白昼夢の青写真」と「ヘブンバーンズレッド」だけやりました。白昼夢の青写真」は神のノベルゲーなのでジャンルに抵抗がないならぜひプレイして欲しい。久しぶりに高まったからノベルゲーもっとやろうかと思ったけどやっぱり時間作るのがなかなか難しくて他には手が出せなかった。「ヘブンバーンズレッド」は間違いなく2022年で俺の時間を最も奪ったコンテンツだが、麻枝准好きじゃないときついし作業要素が強いのでスマホゲーに時間拘束されたくないっていう人はあえてプレイしない方が吉。

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 生放送とは一体……?ともあれ、今年1年お世話になりました。来年もよろしくお願いします。

 

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 Today's Tune

 10-FEET「第ゼロ感」

https://www.youtube.com/watch?v=EsJGbHJyXYc