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【だら草036】日刊相棒モダンその3 ~ルールス親和~

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 《夢の巣のルールス》という相棒は、スタンダード以外のあらゆるフォーマットで環境を席巻した。

 特に《ミシュラのガラクタ》が採用できるモダンでは、ジャンドやバーン、グリクシスシャドウといったデッキすらも元の形を放棄して《夢の巣のルールス》+《ミシュラのガラクタ》のパッケージを採用する結果となった。

 だが、《夢の巣のルールス》の採用には犠牲も伴う。コスト3以上のパーマネントが採用できなくなるからだ。

 となれば、《夢の巣のルールス》を最も自然に採用できるのは元からほとんどコスト2以下のパーマネントだけで構成されたデッキと言えるだろう。そう、親和だ。

 《オパールのモックス》を失ったことは確かに痛手だが、おかげでサイドボードの《石のような静寂》や《溜め込み屋のアウフ》、《古えの遺恨》といった銀破壊の採用率は下がっている。現状のメタゲームで警戒すべきはアミュレットなどの土地コンボ、次いでストームやネオブランドなどの手札コンボであり、アーティファクトを使った強力なデッキはウーロザなどのコントロールに限られるため、銀対策がクリティカルなサイドボードになることはない。そこが狙い目だ。

 《夢の巣のルールス》を採用すると《エーテリウムの達人》《刻まれた勇者》《ギラプールの霊気格子》は採用できなくなるが、除去された《鋼の監視者》を墓地から出し直せるなど継続的なプレッシャーをかけ続けられるようになったと考えれば釣り合いはとれている。

 《モックス・アンバー》を使った形も考えたが成立しなさそうなので、旧来の親和に近い、鱗親和類似の粘り強いビートダウンというコンセプトに収まった。5C人間やスピリットなど、妨害系のアグロが数を増していくなら出番があるかもしれない。

 

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 Today's Tune

 BUMP OF CHICKEN「supernova」

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