だらだらブログ

なんかゴミです。

【オタステ】オタクステーション(2023年1月分)

 

 あけおめことよろ。寒くて全然外を歩けません。

-----------------------

 アニメの話。

◎「サイバーパンク:エッジランナーズ
 去年話題になったネトフリのオリジナルアニメだけど、めちゃめちゃ良かった。ていうかまず世界観が好みだし、それを成り立たせるための細部もちゃんとしてる。そして魅力的なキャラと息もつかせぬ構成、伏線の妙。さらに作画、演出、音楽とすべてがハイクオリティであり、話題になるのも必然。このためだけにネットフリックス入った価値があった。

◎「攻殻機動隊SAC_2045 シーズン2」
 ネトフリ2本目。2021年末にシーズン1の総集編映画を見て、シーズン1自体は評判があまり良くなかった割りにむしろ全然面白かったので続きが気になっていた。シーズン2は完結までだが、TV版SACとのつながりやオマージュも豊富にあり、結末含めて実に攻殻SACらしい、非常にハイクオリティなアニメだった。ファンとしては大満足です。

◎「ぼっち・ざ・ろっく!」
 どこまで行っても日常アニメで無は無だけど確かに評判通りクオリティ高くて面白かった。小ネタが丁寧だし、主人公の声優も上手かったな。「リコリス・リコイル」もそうだけど、半端なストーリーよりキャラと演出の一体感が総合芸術としてアニメに求められる傾向になっていて、これについては一本記事が書けそう。わざわざ書かないけど。

 2023年冬アニメはマジで見るものがないのでネトフリに入って話題作を消化するフェーズに入った。2月は「クイーンズ・ギャンビット」を見る予定。

-----------------------

 音楽の話。

 音楽的にはぼざろのおかげでアジカン聞きなおしたりして充実してた。最終的にはなぜか舐達麻にたどり着いたが。


ギターと孤独と蒼い惑星 / 結束バンド


星座になれたら / 結束バンド


青春コンプレックス / 結束バンド


忘れてやらない / 結束バンド


あのバンド / 結束バンド


転がる岩、君に朝が降る / 結束バンド


転がる岩、君に朝が降る / ASIAN KUNG-FU GENERATION


I Really Want to Stay At Your House / Rosa Walton


BUDS MONTAGE / 舐達麻(prod.GREEN ASSASSIN DOLLAR)

-----------------------

 読書の話。

7点 水鏡月聖「僕らは『読み』を間違える」(角川スニーカー文庫
 久しぶりに構成が上手いなと思うラノベだった。題材的にも「文学少女」シリーズを彷彿とさせる。ただラストのカタルシスは綺麗さ重視で物足りなかったのでそこさえ良ければ名作だったなという印象。。

9点 人間六度「スター・シェイカー」(早川書房)
 ハヤカワSFコンテストの4年ぶりの「大賞」受賞作だとか。プロットやガジェットはラノベ的だが想像力とエモーショナルに満ちた文体やスケールの大きさがとても好みだった。SF好きには文句なくオススメ。

8点 安野貴博「サーキット・スイッチャー」(早川書房)
 上と同じくハヤカワSFコンテストの優秀賞作品。車の自動運転が当たり前となった近未来社会で自動運転プログラムのエンジニア社長の誘拐事件が発生、はたして犯人の目的とは……?という話。すごく完成度が高いしすらすら読めて話の展開にも納得いったのでオススメなのは間違いないが、たぶん俺が審査員でも「スター・シェイカー」を大賞に推しただろう。それはこの作品の力量不足とかではなくて、この作品なら「ハヤカワSFコンテストでなくても」何らかの賞はとるだろうな、と想像されたからだ。想像力による興奮、という意味では少し、ただそれでも確実に「スター・シェイカー」には及ばなかった。

 3冊。エモーショナルなSFはやっぱり良いね。

-----------------------

 2023年は完全に終わってるゴミ部屋の掃除が目標かな……。

 

            ◇

 Today's Tune

 ASIAN KUNG-FU GENERATION転がる岩、君に朝が降る

https://www.youtube.com/watch?v=sXrkgyxATwg

【オタステ】オタクステーション(2022年12月分)

 

 2022年も一瞬で終わったなー。

-----------------------

 アニメの話。

◎「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
 安定だけどどっかで爆発的に面白くなって欲しくもある。キャラ的には全員理性的すぎてネジのぶっ飛んだ変態が足りないな。お母様がそのポジションかもしれないが。

◎「恋愛フロップス」
 俺が悪かったです。いや、確かにシナリオにどんでん返しはあったし丁寧に作ってあるとは思うけど、「キツいノリのラブコメ」っていう本質的なジャンルが変わらない限りそのどんでん返しに意味がないんだよな。これで視聴者が感動するって思われてるならちょっと安く見積もられ過ぎというか、結局脚本が破綻してるって言わざるをえない。あっち側はディストピア世界が広がってるとかの方が良かったのかも。

 「チェンソーマン」は2話で止まってるのでどこかで時間作って一気見します。2022年のアニメ総括としては……ぶっちゃけ見た方が良いレベルにまで達してたのはオリジナルだとリコリス・リコイル、原作付きだと鬼滅の刃 遊郭編86 -エイティシックス-くらいだった。年々なろう原作と腐女子向けが増えてきて、残った中から砂金を探すのも大変になってきた。

 次の2023年冬アニメに至っては、ガチで見たいアニメが一個もないです。仕方ないので3ヶ月の間は今まで見てなかった名作映画でも見ることにしよう。

-----------------------

 音楽の話。

 音楽的には久しぶりに良曲がたくさんあった。


第ゼロ感 / 10-FEET


綺羅キラー (feat. Mori Calliope) / ずっと真夜中でいいのに。


ファイトソング / Eve

 2022年の音楽総括としては ベストソングは以下の5つ。なんかめっちゃ大衆に迎合してる人みたいになってるラインナップだけど、違うよ熱量ってすごいんだよそんでもって関わるプロジェクトが大きいとクリエイターの熱量も自然に上がるんだよって話ね。


ミックスナッツ / Official髭男dism


私は最強 / Ado


KICK BACK / 米津玄師


クラムボン / yuki

Light Years / 麻枝准 & やなぎなぎ

-----------------------

 読書の話。

7点 高島雄哉「エンタングル:ガール」(創元SF文庫)
 今期アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のSF考証も担当しているらしい著者による、2006年放映のアニメ「ゼーガペイン」のスピンオフSF小説ゼーガペイン自体は設定が面白く音楽も神で、ただ持て余し気味のロボ要素と2クール作品特有のダレもあって佳作という評価にとどまったSFアニメだったけれども、今や大御所となった声優・花澤香菜の実質的なメインヒロインデビュー作としても有名で、本編と違いそんな彼女が担当した守凪了子の視点で描かれる本作は、とてもエモーショナルな雰囲気に満ちている。それはゼーガペインを見た人にしかわからない郷愁だけれども、確実に読んで良かったという感想を残すに足るものだったと思う。

8点 白鳥士郎りゅうおうのおしごと!17」(GA文庫
 今回も熱くて楽しかった。それにしても、もうこれSF小説じゃんね。八一もあいも天衣も登場人物たちが全員バケモノになってしまって、姉弟子がかわいそうでかわいい。

8点 入間人間安達としまむら11」(電撃文庫
 ひょっとして入間人間、至高のSF百合小説家か?と思えるくらいの絶妙な空気感。付き合ってるのにこれとか反則すぎる。色んな寄り道とかあって全編最高とかではないんだけど、瞬間最大風速が強すぎた。

 3冊。まあそんなもん。

1月 4冊
2月 0冊
3月 2冊
4月 7冊
5月 3冊
6月 4冊
7月 2冊
8月 1冊
9月 1冊
10月 4冊
11月 5冊
12月 3冊

 36冊。どんどんマンガとスマホゲーに負けていってる。MOもアリーナもほぼやってないのにこれだからな……

2011年 101冊
2012年 104冊
2013年 71冊
2014年 52冊
2015年 64冊
2016年 68冊
2017年 56冊
2018年 31冊
2019年 58冊
2020年 58冊
2021年 42冊
2022年 36冊

 今年のベストリードは「なめらかな世界と、その敵」「プロジェクト・ヘイル・メアリー」「三体Ⅲ」「りゅうおうのおしごと!16」あたり。どれもSF的想像力がすごくて良い刺激になった。あとマンガだけど「ムラサキ」「左ききのエレン」は全人類読んで欲しい。

-----------------------

 映画の話。

◎「シン・ウルトラマン
 先月アマプラで配信されたので。なんというか、すごく原典の解釈が上手い映画だった。俺は別に庵野ウルトラマンへの思い入れは全くないんだけど、すごくリスペクトに満ちた映画であるということが伝わってくる。現代版ウルトラマンというテーマとして80点のものをお出しされた感じ(ウルトラマンに思い入れがないので個人的な映画評価としては60点くらいだが)。別にめっちゃ良い映画とかではないんだけど、ウルトラマンのファンなら納得せざるをえないだろうと思われるような、そういう佳作。

◎「THE FIRST SLAM DANK」
 最高の映画。すべてのスラムダンクファンは見るべき。それ以上言えることは何もない。俺たちが求めていたものがそこにある。何も聞かずに見に行け。

◎「劇場版 呪術廻戦0」
 ほどよい無でした。マンガで十分。映画館で見なくて良かった。

 2022年最高の映画は間違いなく「THE FIRST SLAM DANK」。「トップガン マーヴェリック」もいい線いってたけど俺たちの世代のトップガンをお出しされちゃあね。映画館であそこまで興奮した経験はなかなかないよ。アニメと小説のモチベーションが下がった分、来年からは映画にもアンテナを伸ばしていきたい。

-----------------------

 ゲームの話。

 2022年は「白昼夢の青写真」と「ヘブンバーンズレッド」だけやりました。白昼夢の青写真」は神のノベルゲーなのでジャンルに抵抗がないならぜひプレイして欲しい。久しぶりに高まったからノベルゲーもっとやろうかと思ったけどやっぱり時間作るのがなかなか難しくて他には手が出せなかった。「ヘブンバーンズレッド」は間違いなく2022年で俺の時間を最も奪ったコンテンツだが、麻枝准好きじゃないときついし作業要素が強いのでスマホゲーに時間拘束されたくないっていう人はあえてプレイしない方が吉。

-----------------------

 生放送とは一体……?ともあれ、今年1年お世話になりました。来年もよろしくお願いします。

 

            ◇

 Today's Tune

 10-FEET「第ゼロ感」

https://www.youtube.com/watch?v=EsJGbHJyXYc

【オタステ】オタクステーション(2022年11月分)

 

 久しぶりに生放送のお仕事をしました。疲れたー。

-----------------------

 アニメの話。

◎「機動戦士ガンダム 水星の魔女
情報の見せ方が計算されすぎてて考察アニメとしてのクオリティがすごい。正直今期はこれだけ見てれば十分です。

◎「恋愛フロップス
本来水星の魔女のポジションの考察要素をこのアニメに期待してたんだけど、あまりにもエロゲ文脈が強すぎる&下ネタ多すぎできつい。ていうか誰が面白いと思って作ってるのか真剣に心配になる。一応最新6話で本筋の伏線らしいものが見えてきたが何となくしょうもない、小さいスケールの予感しかしない。まあここまで来たら最後まで見るんだけど。

 「チェンソーマン」はモチベわかなくて見てない。どっかで一気見するかも。

-----------------------

 音楽の話。

 VTuber関連しか良さ気な新曲と出会わなかった。


灼熱にて純情(wii-wii-woo) / 星街すいせい


レッド・ルーラー / ドーラ × sasakure.UK

-----------------------

 読書の話。

8点 米澤穂信「栞と嘘の季節」(集英社単行本)
図書委員シリーズの2作目。やっぱ米澤穂信の青春ものは良いね。まあ終始とても青春ものとは呼べないほど重苦しい、少なくとも爽やかではない内容だったけど。このビターな雰囲気を出せるのは唯一無二だな。

7点 小川哲「君のクイズ」(朝日新聞出版)
いわゆる競技クイズをテーマにした小説。優勝賞金がかかった決勝戦で0秒押しからの正答をしてのけたクイズの天才、そのからくりとは……?的な話。短めだが考え方を知るエンタメとして普通に興味深いし、普段QuizKnockの動画を見てるのでなお想像がつきやすかった。解決としては少し軽い気がしないでもないが、クイズとは何か?に対する主人公の答えの出し方はエモい。やっぱり筆者は構成が上手。しかし短期間で2回も「熊の場所」概念に出くわすとは……前はどこで見かけたのか忘れちゃったけど……。

8点 不手折家「亡びの国の征服者6 ~魔王は世界を征服するようです~」(オーバーラップノベルス
ああ、ついに来てしまった……この作品をWebで読んでいたときに一番面白く、そして一番悲しかった出来事が。ここまでの話はこの瞬間のためにあった。

7点 Schuld「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す7 ~ヘンダーソン氏の福音を~」(オーバーラップノベルス
相変わらず楽しいんだけどクライマックスが実質なかったから今回はちょっと抑え目。まあつなぎの巻ってことで。

8点 長谷敏司プロトコル・オブ・ヒューマニティ」(早川書房単行本)
円環少女」「BEATLESS」を書いたSF作家による久しぶりの長編。事故により片足を失ったコンテンポラリーダンサーである主人公が身体性と向き合い、ロボットと同調する公演企画に取り組んだり家庭のトラブルに見舞われる中でダンサーとして再生していく話。中盤の展開は重苦しく、思わず読み進める手が止まってしまうほどだが、そのぶん終盤のカタルシスは圧巻。このテーマでここまで地に足がついた作品を送り出した作者に素直に賞賛を送りたい。

 5冊。あと買ったけど読んでない(もしくは途中で止まった)小説が30冊くらいある。

-----------------------

 映画の話。

◎「すずめの戸締まり」
久しぶりの新海映画だからちょっとは期待するじゃん。たとえ前作の「天気の子」が微妙で、それからあんまり間が空いてない2時間映画だから構想そんなまとまってなさそうとか思っててもさ。それを何?虚無オブ虚無。絵が綺麗なだけのパラパラマンガ。「君の名は。」は7万点、「秒速5センチメートル」は2万点、「言の葉の庭」は70点、「天気の子」は30点の俺でもさすがに0点ですよ。擁護のしようがない。これによって新海誠という監督の評価が、「『秒速5センチメートル』みたいな脚本しか作れないのに秒速のリメイクである「君の名は。」がヒットして持てはやされた結果色々できると勘違いしちゃった人」で定着しました。秒速とか「言の葉の庭」みたいな妄執とかフェチズムでしか映画を作れないんだから、そこから外れたものは駄作になるよそれは。でもこれが興行収入100億とかいっちゃったらこれが正解になっちゃうっていうね。それだけがひたすら心配。

……と、見終わった後は「この劇場で一番怒ってるのもしかして俺?」って思うくらいだったが、意外と同じ感想を抱いてる人もいて安心できた。
https://anond.hatelabo.jp/20221119161631
https://fubar.hatenablog.com/entry/2022/11/21/000532

-----------------------

 もう年末だよ……。

 

            ◇

 Today's Tune

 ドーラ × sasakure.UK「レッド・ルーラー」

https://www.youtube.com/watch?v=o2RdRzE1fwA

【オタステ】オタクステーション(2022年10月分)

 

 こんなに寒いと外歩けないよ……。

-----------------------

 アニメの話。

◎「機動戦士ガンダム 水星の魔女
ガンダムと見せかけた令和の「少女革命ウテナ」です。ただ話のスケールがあまり大きくならなさそうなのが不安。

◎「チェンソーマン
めちゃめちゃクオリティ高いけど早くも12人のエンディングの順番を当てるゲームと化した。話はレゼ出てくるまであまり面白くないので2期からかなー。

◎「恋愛フロップス
00年代エロゲ文脈のテンプレハーレムラブコメ……と見せかけたハードSF考察アニメ。作品世界が仮想現実であることは示唆されている(誰も乗っていない電車、急に増設される部屋、一瞬で変わる衣装など)が、OP映像やキャラの名前、フロップスというタイトルやEDの歌詞などから女の子たちがAIである可能性まで提示されている。エロゲーノリはきついがそれを乗り越えたら面白い設定が待っている可能性があるという点で、今期一番の期待株。あとOP曲が神。

 今期の満足度は「恋愛フロップス」が化けるか次第。

-----------------------

 音楽の話。

 米津と鈴木このみにすべて持っていかれた。


KICK BACK / 米津玄師


Chainsaw Blood / Vaundy


Love? Reason why!! / 鈴木このみ


祝福 / YOASOBI

-----------------------

 読書の話。

8点 森博嗣「オメガ城の惨劇」(講談社ノベルス
※※ネタバレあり、読む可能性ある人はスルー推奨※※
久しぶりの本編絡みというか、「メフィスト」のサブスク購読者用だけあってものすごいファンサービスに満ちた小説。いやー、久しぶりに完全にやられたな。もちろん何かはやってくるんだろうなーとは思ってたけど、木を隠すなら森の中というか、さすがだよ。切れ味抜群でした。

6点 吉上亮「RE:BEL ROBOTICA 0」(新潮文庫NEX
「PSYCHO-PASS3」の脚本などを担当した吉上亮が原案、イラストレーターのMika Pikazoがキャラデザを担当したプロジェクト「レベルロボチカ」の原作小説。吉上のデビュー作である「パンツァークラウン フェイセズ」を彷彿とさせるような、「完全MR存在」「キラリティ」などの先進的なSFガジェットを散りばめたボーイミーツガールでありながらも、いまいち突き抜けきれず話題性に欠けるのは、とにかくキャラクターの魅力が乏しいことが原因ではないかと思う。

7点 古野まほろ「侵略少女 ~AXIL GIRLS~」(光文社単行本)
「終末少女」「征服少女」に続く三部作の最後。またいつものホント/ウソ系ミステリのバリエーションで、三部作の中では一番読みづらかった。ただラストはエモーショナルだったな。要するに、そういう話だったと。

5点 三月みどり「同い年の妹と、二人一人旅」(MF文庫J
久しぶりにラブコメ系のラノベ読んだけど、すごいな。ものすごい無。まあ確かにニヤニヤしながら読めるけど、ボリューム短いし、タイトルがすべてだしで、正直商業クオリティか疑問に思うレベルだった。ラブコメっていうテーマ除いたら児童向け小説みたいな起伏のなさ。まあでも現代はこういうのが良いのかもしれない。

 4冊。好きな作家3人がたまたま同じ月に新刊を出したので読書量が増えただけ。

-----------------------

 忙しい月があるとそれによる遅れを取り戻すのにまた1ヶ月かかるから、忙しくなる前にあらかじめスタックを整理しておこうね (当たり前)。

 

            ◇

 Today's Tune

 鈴木このみ「Love? Reason why!!」

https://www.youtube.com/watch?v=6xTeVoW61FM

【オタステ】オタクステーション(2022年9月分)

 

 9月も反動で忙しくてなんだかんだ動けず。雨多すぎて散歩も全然できんかった。

-----------------------

 アニメの話。

◎「リコリス・リコイル
最後までめっちゃクオリティ高くて満足でした。脚本は平凡なんだけどまず主人公の千束が声優の演技含めて神で、演出もとても良かった。アクションも良くできてて、こういうアニメが売れるっていうのは現代のヒットコンテンツの法則にないイレギュラーな事象な気がするので、分析しがいのある一例だなと思った。ちさたきは至高。

◎「Engage Kiss
まあお約束で終わってしまったので凡アニメでしたね。

◎「ようこそ実力至上主義の教室へ 2期
普通に面白かった。龍園カワイソス。

 リコリコが2022年ナンバーワンの可能性があるな。

 以下は1話は見そうな秋アニメ。

◎「機動戦士ガンダム 水星の魔女
プロローグ見た限り期待大。最後まで見ると思う。

◎「チェンソーマン
約束された覇権。絶対見ましょう。

 豊作のクールだと思ってたけど意外と見るものがなかった。「忍の一時」は1話10分くらい見るかもってくらい?「ブルーロック」はマンガ読んでるから見る必要ないし……あと「サイバーパンク: エッジランナーズ」が評判良すぎて気になる。結構見たいのあるしどこかでネトフリ入って消化したいな。

-----------------------

 音楽の話。

 nikiが新曲出してくれたので満足。


侵蝕 / niki feat.Lily


酸欠少女 / 酸欠少女さユり


私は最強 / Ado

-----------------------

 読書の話。

8点 小川哲「地図と拳」(集英社文芸単行本)
「ゲームの王国」の著者が描く、日露戦争第二次世界大戦における満州を舞台にした大河小説。目が覚めるような驚きや展開によるエモはあまりなくて、どちらかといえば淡々と時系列が進行する話運びだけど、様々な事件が進行する中で登場人物が戦争を通じて地図というテーマに向き合って哲学が洗練されていく過程は興味深い。締め方は綺麗だが全体的には散らかっている印象もあり佳作止まりという評価。というかぶっちゃけ「ゲームの王国」の下位互換。

 1冊。なかなか腰を据えて本を読む気にならない。10月は森博嗣古野まほろの新刊が読めるから久しぶりに読書月間だな。

-----------------------

 10月頭のデュエマGP終わったらようやくひと段落かな……。

 

            ◇

 Today's Tune

 niki feat.Lily「侵蝕」

https://www.youtube.com/watch?v=aAphqlCp6t4

【オタステ】オタクステーション(2022年8月分)

 

 7月終わりから1ヶ月ほど、静岡→福岡→宮城→京都と飛び回って忙しすぎた。

-----------------------

 アニメの話。

◎「リコリス・リコイル
終盤に入って百合成分の重さというか、その分ちょっと全体の話が軽いことが粗として目立ってきた。最終的には良アニメくらいの評価で落ち着きそうだなー。

◎「Engage Kiss
終盤に入ってきて意外と面白い。ベースがギャグ調ではあるので話にどう決着をつけるかが見もの。

◎「ようこそ実力至上主義の教室へ 2期
たぶんこれ原作読んだ方が面白いんだろうな……と思いつつ、文字だと何やってるかわかりにくい部分もありそうなのでだらっとアニメ見るのが楽ではある。

 「プリマドール」も切っちゃったし、今はリコリコと大空スバルのコードギアス同時視聴だけが毎週の癒しや……。

-----------------------

 音楽の話。

 音楽的にはヘブバンとVtuber関連以外では特になし。


サイキョウチックポルカ / 尾丸ポルカ

-----------------------

 読書の話。

7点 佐藤究「爆発物処理班の遭遇したスピン」(講談社単行本)
「テスカトリポカ」で直木賞を受賞した佐藤究のSF短編集。俺はすごい好きだし表題作も確かに特に良かったけど、客観的に短編集で単行本の値段はさすがにコスパ悪いのでまあこの点数。文庫落ちしてから読むのがおすすめ。

-----------------------

 8週連続仕事の7週目なんで9月も前半は動けず。しばらくは耐えのフェイズ。

 

            ◇

 Today's Tune

 尾丸ポルカ「サイキョウチックポルカ

https://www.youtube.com/watch?v=0bo6MVQxY6Y

【オタステ】オタクステーション(2022年7月分)

 

 健康のため、7月1日から1日1時間のウォーキングの習慣をつけた。お気に入りのコースも見つけて、今のところは続いている。

-----------------------

 アニメの話。

◎「リコリス・リコイル
いやー、これは神です。とにかくクオリティが高い。雰囲気も明るく見せてるけど世界観はガンスリンガーガールみたいなもんだし、シリアス展開にも期待してる。

◎「Engage Kiss
4話までで女の子が可愛い以外特に感想はないけど、はたしてひっくり返してくれるのか?ていうか冷静に妹がこの悪魔なのでは……?

◎「プリマドール
Keyだし一応……と思って2話まで見たけどかなりきつそうな気配。一旦止めて世間で評判になるようだったら再開しよう。

◎「ようこそ実力至上主義の教室へ 2期
安定。

 というわけで今期はリコリコ1択です。あと別件で2クールアニメを1個見た。

◎「光と水のダフネ
飲み屋で一緒になったあんちゃんに教えてもらった。2004年と古めのアニメで24話と長いし演出もキツかったので2.5倍速で視聴。1話8分だとさすがにストレスはほとんどなかった。物語の核心が明らかになる24話だけすごいな。結構すごいシナリオ。まあそれ以外は見る価値があんまりなかったけど。

-----------------------

 音楽の話。

 音楽的には目立った収穫はなし。


花の塔 / さユり


ALIVE / ClariS


Girl Inside / 小林未郁

-----------------------

 読書の話。

8点 珪素「異修羅Ⅵ 栄光簒奪者」(電撃の新文芸)
星馳せアルス戦はやっぱ熱いな。トロア対アルスがマジで名勝負すぎる。てかこれだけで一冊使うとか、アルス最強すぎた。

8点 Schuld「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す 6 ~ヘンダーソン氏の福音を~」(オーバーラップ文庫
また超大幅加筆かよ!今巻もとても楽しかったです。後書きのMTGネタにもクスリとしてしまった。

 2冊。もう絶対にマンガに勝てないな……。

-----------------------

  映画の話。

◎「トップガン マーヴェリック」
トップガン」の続編としてめちゃめちゃ良かった。ていうか、これもう完全に「トップガン2」でしょ。「トップガン」の良さって構成・演出の上手さとそこからくるエモにあるんだけど、それを完璧に引き継いで35年ぶりのリバイバルをきちんと作り上げてた。しかも、引き継いだという事実そのものによるエモが乗っかってさらに倍エモ。あと「トップガン」の特徴としてアクション以外は基本的に会話劇なんだけどセリフが全部短くて、何にしても色々と含みを持たせた言い方というか、必要最低限のことしか言わなくてそれが格好良い部分でもあるんだけど、そのテンポ感もきっちり踏襲してた。

-----------------------

 軽い断食も併用してダイエット中。1年で10kgくらい落としたいな……。

 

            ◇

 Today's Tune

 小林未郁「Girl Inside」

https://www.youtube.com/watch?v=3uJR22WksQs